中国国内におけるプロモーション施策の一例として、KOL(Key Opinion Leader)を活用した生放送配信のケースをご紹介します。
このケースでは、KOLによる生放送を通じて、高級美容サプリメントの紹介および販売サイトへの誘導を実施しました。商品は、国内のメーカーが生産しているものの、美容分野でのブランド力は皆無等しい状態で、販売価格も27,000円程度と高額の商品です。
生放送の視聴者数は、約380万人ほどで、その番組中に、商品やメーカーについて詳しく説明しています。
例えば、この商品の誕生秘話や安全・安心に関する取り組み、材料の希少性や製造技術の優れた点等を詳細に説明しつつ、当該メーカーが日本国内でいかに知名度があり、信頼性があるのかを、視聴者の視点に合わせて、３０分ほどに渡り説明しました。
最後には、商品名に関するプレゼントキャンペーンも実施することで、商品名を視聴者に覚えてもらうような取り組みも実施しました。
あくまでも、メーカー側からの宣伝ではなく、KOLが自分が理解した言葉で、自然な感じで紹介という雰囲気を作ってくれていますので、時間がながくても興味を持って商品説明を聞いてもらうことができました。
販売サイトは、様々なチャネルへの誘導が可能ですが、相性の悪いサイトもあるので、どこへ誘導するかにより、コンバージョンが変化する点には注意が必要です。この取り組みでも、実験的にいくつかのサイトへ誘導を検証していますが、誘導先によりコンバージョンが大きく変わっています。
この商品は高額であり、かつ中国国内の知名度・実績は皆無であるにも関わらず、結果的に、一定の販売実績がありました。メーカーの狙い通り、中国国内でのブランディング・知名度UPもでき、かつ販売実績が上がったことで、今後の口コミの拡散も期待できる結果となっています。
商品やメーカーを説明
Weiboに情報を乗せたことを、ライブで伝え、販売サイトへ誘導
